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2019-03

やっと本調子になってきた今、アレコレを綴ります - 2019.03.15 Fri

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2019年2月のある日、なんかいつもより頭の中がスッキリして仕事や家事がサクサクやれてるような気がした。「今日は調子いいんだな」と思っていたら、次の日も、その次の日も、なんだか調子が良かった。
調子の良くない日は、仕事も家事も億劫になる。怠けてるように見られるかもしれないけど(自分でも私ってたるんでるんじゃないか…と思ってしまう)頭の中に霧がかかったようになって、思考力と集中力が欠けてしまうので、目の前の単純な仕事をどうしていいか分からなくて固まってしまったりする。それで、夕飯のメニューを一日中考えているのに夕方まで考えがまとまらなくて、何も手につかなくなって外食になってしまったりする。
2019年2月。それまでに比べて格段に外食の回数が減っていた。夕飯のメニューも、3日先まで計画立てて買い物したり作ったりできて、しかも億劫に感じることも無くなっていた。もともと料理は好きな方なのに、調子が悪い日は本気でお手伝いさんを雇いたいと思ってしまうほど、何も出来なくなる。それが、毎日毎日なんの苦もなく台所に立てている。

一生このまま寛解なんてできないんじゃないか。
そう思って、受け入れて、このままで生きていこうと決心してた。
それが、寛解が近いのを感じるようになった今。回復を実感できるようになったアレコレの出来事などを書き綴っておきます。
*寛解.... 病気の症状が、一時的あるいは継続的に軽減した状態。または見かけ上消滅した状態。双極性障害(躁うつ病)は完治しない病気なので、寛解という言葉を使います。


★わたしの病気について 〜双極性障害と自閉症〜

2018年2月、双極性障害(いわゆる躁うつ病)と診断されました。一般に 躁うつ病 と呼ばれてるやつで、良くなったり悪くなったりしながら、一生付き合っていく病気です。医師によると発症したのは20年ほど前なんだとか。当時は両親がゴタゴタしていて仲裁しているうちに心を病んでしまい、人生初めて精神科の受診をした頃。軽いうつ病と診断されたり、婦人科では若年性更年期障害と診断されました。

2017年春頃から少しずつ調子が悪くなっていき、2017年6月に突然発作的な症状がでてから精神科を受診。最初は、うつ病と診断されていました。それから病院に通いつつ薬を飲みつつ良くなったり悪くなったりして、転院してから双極性障害との診断。お薬の服用と併せて、カウンセリングを受けることで日常の暮らし方を整えていくことで、ゆっくり回復して、最近になってぐんと良くなってきたところです。

双極性障害は、躁状態とうつ状態を繰り返す病気で、躁状態のときはハイテンションで頭もよく回転するので、それと診断されるまでは躁状態を自分の普通の状態だと思っていました。私の場合、躁状態のときはアレコレやりたくなって企画したり、やたら人に連絡したり、あとはネットでの買い物が酷くなって、ある時は娘用のブーツが3足も届けられて自分でもびっくり。。。そう、買い物しまくってるのに自分では記憶がないんですw あと、無意識に人を傷つけるようなことを言ってしまって人間関係が崩壊したりします。これは20年前に自分が躁状態とは知らずに、やってしまったことがあります。

今かかってる医師の見立てで、軽度の自閉症であることも判明しました。そう、ウチの息子と同じ自閉症。「あなたの息子さんと同じだよ」と、言われました。どうりでHayatoの気持ちに共感できることが多いはずだよw 自閉症と一言で言っても本当に人それぞれ程度や状態が違うのですが、Hayatoの場合は重度で知的障害も伴うので社会生活がかなり困難。一方で私は軽度で(測ったことないけど多分)IQはいたって普通でコミュニケーションもそれほど問題がないので、それとは気づかずに普通に暮らしてしまう。でも、幼稚園の頃から何となく生きづらさは感じていて、「クラス」というまとまりが理解できなくて、はみ出てしまったり、みんなと共感することができなくて浮いてしまったり。大きくなってからは、空気が読めなくて場が凍ってしまうような言動をしてしまったり(やってしまってから気づいてヤバイ...と思うのだけど)。
そんなこんなの自閉症の特性も鑑みることで、暮らし方や人との付き合い方を整えていくのに役立てることができるし、そうるすことで病気もコントロールしやすくなりました。
何よりも、自分を知ることができたのが、生きていく上で一番大きな収穫でした!

2017年に調子を崩してからのこと、リアルタイムでブログに書いてます。
興味ある方はこちらへ >> http://hummingchie.blog.fc2.com/blog-category-9.html


★ある日、回復を自覚した出来事

いつものようにFacebookのタイムラインを眺めていると「堀江貴文氏講演会 in 北九州」という文字が目に入ってきた。即座にクリックして詳細情報をチェック。すごく行きたいと思った。夜開催なので夫の協力が必要なので、すぐに相談して、行くことが決定した。

この一見なんでもない出来事に、ハタと思ったのである。
「ちょっと待った。人がたくさん集まる場所に行くのってすごい久しぶり!」

私はもともと人がたくさん集まる場所に出かけて行くのは大好き。講演会でも同窓会でもパーティーでも。だけど、2年前に調子が悪くなってから、突然人に会うのが怖くなった。保育園の送り迎えすら怖くてできなくなってしまった。少し調子がいい時でも、友達にすら会うのが不安で、なるべく連絡を取らないようにしてみたり。だから、人がたくさん集まる場所なんて、考えただけでも寝込んでしまいそうだったのに。

それから少し経ったある日、LINEにお料理教室の情報が流れてきた。2017年に一度だけ行ったことがあったはず。毎月レッスン予定の内容がLINEで流れてきて、気になる内容でタイミングが合えば参加したいと思ってチェックしていたのだけど、調子悪くしてからはとても行く気にはなれなかった。一度、すごく行きたい内容があって申し込んではみたのだけど、やっぱり当日を想像したら不安になってキャンセル。
そのお料理教室に、久しぶりに申し込んでみた。不安の欠けらもなくて、とにかく楽しみで仕方がない。参加予定者に友達の名前をみつけて、彼女にも会いたくて仕方がなくて、それも申し込んだ理由の一つだった。仲の良い友達に会うのすら躊躇われる状態だったのに、普通に「楽しみ♪」とワクワクを感じられる。

この2年の間に、自分が主催していたチビっ子向けの英語イベントも出来なくなってしまった。写真スタジオをしているのに、お客様が来られるとそっとカーテンの後ろに引っ込んでしまう日も多かった。カーテンの後ろどころか2階の自宅から1階のスタジオに下りれない日も多かったのだけど.....笑。(←今だから笑える)

1年前に今のクリニックに転院してから付けている日記によると、もう2ヶ月以上も調子を崩すことなく元気に過ごしている。そして、頭がスッキリとして仕事のことも色々考えられるようになったし、人に会いたくて、人前に出たくてたまらなくなってきた。お客様の前にも出ていくし、接客するのが楽しい日々。
もともとの私に戻っている。そして、この2年間を経てたくさん学んだことがあるし、それまでよりも自分のことをよく知ることができている。Facebookで友達がコメントしてくれた「進化したんだよ!」という言葉。元気な私に戻っただけでなく、自分ととことん見つめあった2年間があるから、きっと進化できてるんだと思う。


★いま家族から語られるエピソード

2月のある日、夫から「いつもならスルーしている仕事を、ちゃんとしていたりして、驚かされる」と聞かされた。それは仕事に関する細々とした雑事みたいな事。例えばお客様に記入していただく「お客様カード」というものがあって、A4の用紙に何枚かコピーしてストックしておいて、お客様が来られる前にカウンターに用意しておく。そういったことを、私はここ2年くらいしていなかった、らしい。
その用紙のストックが切れていることにも私は気づかず、夫はだまって普段わたしが管理しているパソコンフォルダからファイルを開き、コピーを用意する。他にも小さな仕事たち、小さいとはいえ積もり積もって膨大な量になるであろう仕事たちを、この2年近く夫は黙って一人でやっていたのである。多分、私に一言二言声はかけたんだと思う。でも、きっと私は上の空だった。病気で脳内の伝達物質が不足してしまうと、こんな風になってしまうんだ。自覚もできてなかった。

私は私で、自分の最低限の仕事はできているつもりだった。なのに出来ていなかった。
自覚できたのは、これも2月のある日のこと。

先述のお客様カードをカウンターの上に用意しながら「あれ?なんかこの作業すごーーく久しぶりにするような気がするんだけど、どうしてだろう?」と。同じ日かな、始業前に店内を軽く掃除しながら「ちょとまて、こういう事ってすごく久しぶりにするような気がする」と頭でつぶやいた。
夫に「私って今まで何もしてなかったんだね。一体1日何をして過ごしてたんだろう」と伝えてみた。すると、数々のエピソードが語られて、私は他人事のような気分で最初は聞くんだけど、よーくよく思い出してみると、それは私に関するエピソード。お店のオープン時間になっても2階の自宅でボーっとしていたり、お客様が来られて撮影が始まっているのに出勤しない。こうして書いていると、一体どうして私はそんなにグータラだったのだろう……って恥ずかしくなってくるんだけど、私は私でできる限りの仕事をできているつもりだった。病気になると、こんなんなってしまんだ。。。

夫から見ても、私が病気でそんな風だったのか、グータラしてるのか、判別がつかなかったかもしれない。私自身も、何か色んな当たり前のことができなくなって、頭が回らなくなってしまったことを、病気のせいなのか私が突然グータラ人間になってしまったのか、よく分からなかった。
でも今、良くなってみて色んなことに気が付いたり、当たり前の仕事をちゃんとこなせるようになってみて、やっぱりあれは病気のせいだったんだなって、分かる。

お客様がいらしてるのに、何も会話をせずに上の空にしていたり、ご挨拶もしないで座ったままだったり、無神経と取られてしまうような行動が多々合ったらしい。過去には戻れない、今思うとすごく色んな方々に失礼をしてしいまったんだろうと思う。もう、これから、取り返していくしかない。

この2年の間、夕飯のメニューがどうしても思いつかなくて、外食になってしまうことが多かった。どうにかメニューの計画を立てて台所に立ってみても、どうしてなのか簡単なものを作るのに2時間もかかってしまい、家族の食事時間は遅くなりがちだった。もともと手際は良くないほうなので、私は家事をするのに向いてないのかと悩んだりした。
でも、なーんのことはない。
調子が良くなってから、なんと夕飯の支度が1時間で済むようになった。
何を作ろうか過剰に悩んでぐったり疲れてしまうこともない。あり合わせの材料で、もう一品を適当に作ることだって今はできるのだ。そんなこと、主婦なら普通にやれることなのかもしれない。でもこの2年くらい、私にはどうしてもできなくて、やろうとすると本当にグッタリ疲れて寝込んでしまうこともあった。

これを書きながらも、夫からは「最近よくそうやって精力的に書くようになったよね」と声がかかる。
ブログ記事だって書く元気もなかったのだw
日々、夫からは私が調子が悪かった間のエピソードが色々語られています。私は自分でしてきたことなのに他人のストーリーを聞いているような感覚になりながら、自分がどんな風だったのかを改めて確認する機会。


★当たり前のことができる嬉しさ

2017年6月に私の病気が勃発する以前を「元気だったとき=100%」だとすると、もう私は50%のパフォーマンスで生きていくんだと、この先ずっとそうなんだと覚悟してた。
それが2019年2月のある日、75%くらいのパフォーマンスで仕事と家のことができた。100%できてた頃に比べたら3/4のパフォーマンスだというのに、それだけで私は大満足でハッピーな気分になった。大げさかもしれないけど、世界がバラ色に輝いて見えるようだった。

ただ生きてるだけでぐったり疲れて眠る日々から、仕事や家事をして心地いい疲れとともに眠る日々へ。

50%という限られたパフォーマンスの中で、自分のやりたい事を極限にまで絞って、どうやって実現していったらいいのか。スタジオ経営において私の役割って、一体どうなっていくのか、回らない頭で考え続けて悩み続けていた。結局、頭がよく回らなくて「なるようにしかならない!」と諦めて、起きて食べて少し仕事して少し家事して寝るだけでグッタリ疲れる毎日。

夫とスタジオ経営のこれからについて話し合うことができる。
お客様に喜んでもらえるようなサービスや商品設計をあれこれ考える。
撮影に来られたお客様と、他愛のない会話を楽しめる。
保育園の送り迎えで、他の保護者の方と挨拶を交わすことが怖くない。
学校の懇談会や授業参観で、逃げて帰りたくなるようなこともない。

穏やかな気持ちで夕飯の支度をして
穏やかな気持ちで子どもたちを眺めながら
美味しいねと言いながら食事をする。
子どもを寝かしつけた後の、一杯の珈琲。

頭が回って色んなことに目が行くから、この2年間スルーしてきてアレコレが気になって、悩みがたくさん出てくる。あれも改善しなきゃ、あれも買い換えなきゃ、これをやるにはどうしたらいいんだろ?頭がぐるぐる回る。
悩みがあるって、とても幸せなことなんだと思える。悩みがあるって、生きてるってことなんだ。
子どもが遊んでばかりで食事をダラダラすることにイライラして、思わず大声で叱ってしまう。そんなことすら無かった2年間。親としての普通の機能がまた働きはじめたことが嬉しい。


★これからの過ごし方

色んなことに目と意識が届くようになったて、悩みがたくさん出てきたのと同時に、ポジティブにやりたいこと挑戦したいこともたくさん出てきた。でも、精神科のカウンセリングで学んできたように、暮らしをシンプルにして自分に負担をかけないこと、自分の心の声に耳を澄まして本当にやりたいことだけを選ぶこと、続けていかないとまた病気を繰り返してしまう。

2017年6月に病気勃発した時点で私がしていたことといえば、スタジオの仕事と家のこと子どものこと以外に、ベビーと子ども向けの英語の会、週2日のカフェ営業、たまに歌うたい活動、イベントでランチ提供をすることもあった。
どれも私が好きで始めたことだったのに、病気になって続けることが苦しくなってしまって、ほとんど全部手離してしまった。自分がすごく無能なネガティブな人間になってしまったように感じて、また活動を楽しみにしてくれていた人たちを裏切ってしまったようで自分を責めたし、本当に苦しかった。

すべてバリバリやっていた頃には、もう戻らない。
新しい私は、もうジェットコースターのような波のある生活をしない。
本当に私が大切にしたい活動は何なのか。

クリニックの先生やカウンセラーさんに言われたこと。
「人から言われたからやるんじゃくて、自分のやりたい事をやりなさい。主体的に生きなさい」

自閉症の人の特性として、場の空気が読めなかったり相手を傷つけるようなことを言ってしまったりする、一見無神経なところがあります。自閉症の人って、それでいて相手の顔色を伺いすぎて自分を犠牲にしてしまうところも、あるんです。ウチの息子を見ていると、まさにそんな感じ。きっと私も、自閉症を持っているから、特性として相手のことを考えすぎてしまう傾向があるのかもしれない。過去を振り返ってみると、自分がやりたいと思ってやっている事が、実は一番やりたくなかったこと!という事が判明したことが何度あったことか。親の期待の声だったり、友達からちょっと言われたことだったり、真正面から受け取ってしまって自分の本当にやりたかったことをすり替えてしまう。

自分では自分のことを自分本位の奔放人間だと思っているので、この私が人の言うことに影響を受けすぎているなんていう事は信じられないのですが……過去何度かそういう例があってのは紛れもない事実。そして、精神科でしっかり診断してもらった私の特性なのです。

いま取り組もうとしていることは、本当に私のやりたい事なのか?
自分の声に耳を澄まして。
心の気持ちいい方向へ。

このブログを書きながら偶然たどり着いた、懐かしい映像を貼り付けて終わります。
スティーブ・ジョブズ氏が2005年にスタンフォード大学の卒業式で行った名スピーチ。
この中で彼が語っている「愛と敗北」について。私にとっては、双極性障害という突然の病気発症によって失われた(と言うと大げさだけど)2年間は、きっとこれからの人生を豊かにしてくれると思える。そしてこの経験が、後にきっと別の経験と線で繋がって大きな意味を持つんだと思う。
Stay hungry, stay foolish.




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結婚7周年記念日のキロク・キオク - 2019.02.20 Wed

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2019年2月3日は、結婚7周年記念日でした。
もうずっと昔からブログを書いているので、さかのぼれば結婚した日の記事がUPされているに違いない!と思ってみたんだけど、何もUPされていない。。。前日に私の好きなアーティストのYouTubeがUPされてて、数日後に当時通っていた開業セミナーのことがUPされていて、肝心の結婚した日はなーんにもなし (笑)。
なんか寂しく感じたので、いつか振り返ってほんわかした気持ちになれるように、7周年の日を記事に残すことにしました。

今年の2月3日は日曜日。日曜日といえば写真屋はお仕事のことが多いのですが、なにせ真冬の閑散期....何もありませーんw そんな日は、スタジオは私たち家族のリビングルームと化します。

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お客様との打ち合わせや待合いのスペースに折りたたみ机を投入して、兄妹パズル大会。かと思ったらYuiはちゃっかりYouTube鑑賞しているし....笑。
私と夫は、スタジオに下りるとまずコーヒー豆を挽いて、お湯を沸かして、夫が淹れてくれるコーヒーをいただきます。この日は記念日なので何かケーキを焼こう!ってことで、私はチーズケーキを作りながら。ケーキの丸型がどこに行ったかわからんくなったよーー!とアタフタしながら夫と話していて、なんかの流れでパウンドケーキ型で焼いてみよう!ってことになり、うんうん四角いチーズケーキにキャンドル刺すのも面白いかも、と焼いてみた結果がこんな惨状↓

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ウギャー。
ベイクドチーズケーキなので、真ん中が沈むのは当たり前のこと。そのときに側面のペーパーが引っ張られてしまったために、こんなことに。もう笑うしかないっすw 味は美味しいはずなので、これで何とかしましょー。

7年前のこの日、私は39歳で夫は28歳だった。
夫は35歳になって、なんかやたらと自分の年齢を感じるようになってきたようで「年を取ったなぁ」なんてブツブツ言ってるのをよく聞くようになった。そして時々、私の顔を見ながら「お互いに年取ったよね」と言う。
年を取る、という言い方は好きじゃない。
でも、夫が言う「お互いに年取ったよね」は、とても耳に心地いい。
一緒に重ねてきた年月を愛おしく振り返る、大切な時間に発せられる言葉だから。

結婚5年目くらいまでは、本当に喧嘩が多かった。毎週毎週大爆発を起こしていたような気がする。そして、私はHayatoを助手席に乗せて当てもなく車を走らせて、時には悔し涙を流しながらハンドルを握ったりしてた。ま、私はそんな風にして自分をクールダウンさせて家に戻るので、必ず先に「ごめんなさい」と謝ることになる。ウチは、喧嘩したら絶対に私が折れる。夫が先に折れることは皆無。私はね、喧嘩してる間に流れる険悪なムードが長々と続くのが耐えられない。だから、私が悪いとか思ってなくても、とにかくこれを終わらせるために、謝ってしまうのだ。

そして、手紙をしたためる。

あなたのことがどんなに大事で、一緒にいてくれることがありがたくて、とても愛している……といった内容をひたすら綴ってから、最後にさらりと、喧嘩したときに何がイヤだったのか、夫にどんな風にして欲しかったのかを端的に書く。
こんな風な手紙を一体何通くらい書いたんだろう。夫は毎度この手紙を読み終わると、とても優しい目をして私のところに来て「ごめんね」と言ってくれる。

遡れば、夫が恋人だった頃のこと。付き合い始めの頃。
私と夫は性格や感じ方や価値観なにからなにまで真逆で、夫からしたら私と言う人間は理解の範疇を超えた異人種のような存在だったと思う。同様に私から見た夫も、今までに会ったことのないタイプの人間で、どうしてそういう言動になるのか、さっぱり理解できないことが多かった。だから、夫のことを理解したいと強く思ってた。
ある日、彼がとても落ち込んでいたとき。何とか元気づけたかったのだけど、彼と真逆の価値観をもった私が素直な心から何か言葉をかけたら、きっと間違った意味に伝わって神経を刺激してしまうかもしれないと思って、何も言えないでいた。そしてネットで「励ます 方法」みたいな検索をして、一冊の本に行き着いた。
その本に、喧嘩をしたときに相手に自分の気持ち(要望)を柔らかく伝えるための方法として、先述のような手紙を書く方法が紹介されていたのです。あくまでラブレターを書く気持ちで、というアドバイスが添えられてた。

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あの本に出会わなかったら、この人と結婚することなんで出来なくて、私のことを「一番の理解者」だなんて言ってもらえる事もなかったんだと思う。私は私で彼を理解しようと必死に努力してきたけど、その努力も間違った方向性でやってしまうと悪い結果になりかねないからね。
本に頼る、ということを人生で初めて試みたあの頃。
我の強い私が、相手の言う事をぜんぶ飲み込んで、お腹に落とし混んで、体に取り込んでみるという前代未聞の試みを繰り返していたあの頃。本当に忍耐が必要で、うんうん悩む日々だったけど、私自身もそれで成長できた面もある。

そして結婚してから、幾度となく大げんかをして、そのたびに手紙をしたためて、夫の言うことばもしっかり反芻してみたりして、それを繰り返していくうちに、お互いがお互いの一番の理解者になれた。
6年目以降は私が突然の躁うつ病を発症してしまって大変なことになって....長年の積み重ねが崩れてしまいそうな時もあった。私は別人のようになってしまって、病気なので喧嘩することもできないし、本当に夫にとって辛い日々だったと思う。白髪も一気に増えてしまったし。
今、私の病状はやっと落ち着きつつあり、寛解する日が近いように感じられる。
大げんかを繰り返した5年の年月と、私の躁うつ病で苦しんだ2年間を経て、私たち最強のコンビになれたかな!
なれたと思う。

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結婚記念日は節分の日。巷で流行っている恵方巻きは今年から取りやめて、でも巻き寿司は食べたいなーってことで、手巻き寿司!実は手巻き寿司をするのは初めてでした。どうして今までしなかったんだろう?

真ん中に大きな桶に入ったごはん。納豆に卵にお魚たちが並んで、一体何が始まるのかと子どもたちはワクワク!まず私が、こうして海苔を1枚取って、ごはんを乗せて、好きな具を乗せて巻き巻きして食べるんだよー!と見本を見せます。
Hayatoは大好きな納豆を。Yuiは卵焼き。
初めてなので、具を乗せる位置とか量の調整が上手くいかなくて食べるのが大変だったりこぼしたり。そんなのをワイワイ楽しみながらの食卓は、ほんっとに楽しかった(o^^o) 私の中では、我が家始まって以来いちばん楽しい食卓だった。

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この家族でいられること、このメンバーでひとつの家族。今年の結婚記念日は「夫婦」よりも「家族」を感じる一日でした。
結婚って、家族のはじまり。
だから、結婚記念日は家族記念日なんだね。

さて、悲惨なことになってしまったチーズケーキは、こんな風になりました 笑。苦し紛れ感が半端ない↓

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キャンドルに火を灯したら、Yuiがハッピーバースデーを歌ってくれました。ケーキにキャンセルと来たらお誕生日なんだよね、Yuiの中では。確かに、この日はこの家族が生まれたお誕生日だね。

見た目はアレですが味はとても美味しかったチーズケーキ!あっという間にみんなで一気食いしてしまいました 笑。

さあ、節分の日なのであのイベントを忘れちゃいけない。写真は載せませんが、豆まきもしましたよ。鬼役がかぶる鬼のお面は、なんと7年前から使っている年季モノ。あの頃は小さかったHayatoがふざけてお面をつける姿に「可愛い鬼さんだー♡」とキュンとしたものですが、今は私の背を追い抜いてゴツゴツした男になりましたw 代わりに今は、Yuiがかわいらしい鬼さんになって登場します。

長々と書きました。これが2019年の私たちの結婚記念日でしたとさ。7年目にしてやっとブログ記事に残すことができました。

私は、ちょっと大げさですが自伝を書くような気持ちでブログ記事を書いています。だから、その時々で何を感じてどんな私だったのか、できるだけリアルに詳しく書きたくて、長い記事になってしまいます。そして、ちゃんとバックアップを取っているので、少し余裕ができたら紙にプリントして本のようにして読み返してみるのが楽しみ。
さあ、やっと結婚記念日の記録が残ったぞ*\(^o^)/*
(おわり)


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すべての女性にお勧めの本ーー『海からの贈物』アン・モロウ・リンドバーグ - 2019.01.29 Tue



2017.12.25に書いた記事、アップロードしないままiPhoneのメモに残っていたものを、約一年後の今日になってここにUP。

- - - -
去年11月の誕生日プレゼントにKindle Fire DX を買ってもらったのに、全く使わずに紙の本にハマっている私。年の暮れから、この本の原語(英語)版を読んでいます。とても簡潔な英語で書かれてるのと、日本語版を何度も読んでいることもあって、多少単語が分からなくても辞書なしでスルスル読める。
この本との出会いは十数年前。友達がふとプレゼントしてくれた。ネットで知り合った時点では国境を超えた遠い場所に住んでいたのに半年後にはすぐ近所に引越して来た……というご縁のその友達は、当時躁鬱気味で不安定だった私によく付き合ってくれて、よく私を励ましてくれました。私が離婚して人生再構築中だった頃にも、タイミング良くセミナーに誘ってくれて、私が自分らしい歩き方を取り戻す手助けになってくれた。

そんな彼女がプレゼントしてくれた『海からの贈物』は、初めて読み終えてすぐに「これは人生のバイブルになる」と確信したほど、心にピタッとハマり、スッと心の中心まで染み渡ってゆくものでした。きっと、これを読んだほとんどの女性がそう感じるんじゃないかな?特に、家庭の主婦をしてたり、子どもがいたりして、自分だけのことじゃなく家族のこと、自分だけの交友関係だけじゃなく夫や子どもを介した人間関係の中で生きていて、いくつもの雑多なコミュニティに繋がってがんじがらめのように忙しく生きてる女性なら、すごく共感できて、同時に自分を見つめ直す良いキッカケにもなってくれる一冊だと思います。

*このブログ記事に内容がいい感じに纏めてあります。ご参照を。

http://ley-line.hatenablog.com/entry/2015/03/19/103626

私にとっては、まさに、定期的に読んで自分を見つめ直しリセットするための本。一年に一度は読むべき本という位置付けになっています。
家庭の主婦であり、5人の子どもたちの母である著者が、数日間のバケーションを電気も電話も何もない島で過ごしながら、浜辺に打ち上げられた貝殻と自分の人生を重ねながら思索の旅を繰り広げるエッセイ。
名前を見て想像がつくかもだけど、彼女は初めて大西洋単独無着陸飛行に成功したあの有名なリンドバーグの奥さんです。

ここ数年は特に全く読めていなかったのだけど、ふと、スタジオ開業前後の慌しさが落ち着いてYuiも保育園に行きだして余裕ができた頃、ああ…あの本を読みたい……と、思い出して手に取ったのです。たまたま引越しの荷物がまだ片付いていなかったこともあって、英語版だけが手元に。ちょうど、英語脳の衰えも気になっていたところでタイミングが良かった。
- - - -

と、ここまでが約一年前に書いたもの。
尻切れトンボ。

そして私の記憶では、この後忙しさと私自身の躁うつ病発症で読み終わらないまま止まってしまっている。2年近く経った今、また英語脳が衰えてしまったのと、原点に戻る意味でも日本語訳を読みはじめました。
上記を書いた2017年12月には、もう少し本の中身とかそれに関しての所感とかも書くつもりだったと思われるのだけど、2年経った今となっては本の内容も曖昧でよく覚えていない状態。なので、これにてこの記事は終了。
結局尻切れトンボ、すみませんw

さあ、読み終わったらまたブログ記事を書くかな?書かないかな?
今でもこの本が私のバイブルであるのか?変わってしまったのか?私自身はこの2年で随分と変わった。良い意味で。どんなんなるか楽しみに、読み進めます。


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ちえです。唄うこと&お菓子を作ることが大好きです。夫と2人でNMphotography.という写真スタジオやってます。私の詳しいプロフィールはコチラをご覧ください。
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