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2019-12

アンデルセンが教えてくれたこと - 2014.08.01 Fri

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数日前の夜にAtelier and Cafe INSANITYで、アンデルセン童話の朗読会がありました。
アンデルセン童話集の翻訳者であり飛行船博士の天沼春樹さんを迎えて
INSANITYのお客さんで劇団俳優の萌ちゃんと、INSANITY店主・恭兵さんの
奥さんの浩代さんが、素晴らしい読み聞かせをしてくれました。
途中からだったけど、天沼さんの独演というか独談?これも楽しかった!
せっかく天沼さんとお話しするチャンスがあったのに、そそくさと名刺交換しただけで
口下手で何も話せなかったことを後悔……。(でもチャッカリFB友になりましたw)

さてさて読み聞かせ。読み聞かせって、実は初めての体験で。
普段わたしがはやとに読み聞かせてやってるアレが何とお粗末なことか……と
ひたすら反省してしまう、迫力のある、引き込まれてしまうような
舞台演劇のような読み聞かせでした。子どもだけでなく、大人が夢中になってしまいます。
実際、会は夜だったのでお客はみんな大人でした。

悲壮なストーリーが多いアンデルセンの童話の中から彼女たちが選んだのは
「腐ったリンゴ」というハッピーエンドのお話。(タイトル多分合ってると思うけど…不安)
これが、すごく良いお話だったんです。

ある田舎につつましく暮らす夫婦がいて、ある日、家であまり役に立っていない馬を
何か別の物と交換してもらいに夫が街に出掛けて行きます。
道すがら、夫は馬を羊やらガチョウやら、次々に交換していくんだけど
最後に交換して手に入れたのは、なんと大袋いっぱいの腐ったリンゴ!
その話をたまたま酒場で聞いたお金持ちの男が、
「あんたそりゃ、奥さんにビンタを喰らうよ」と。
でも夫は「ビンタどころか、かあちゃんはキスをくれるだろうよ」と。
お金持ちの男は、もしビンタじゃなくてキスをくれたなら
金貨をやろう!と、夫に付いて奥さんの待つ田舎まで行きます。
夫の言ったとおり、奥さんは交換取引の一つ一つに感心して夫を褒め称え
「とうちゃんのする事は間違いない!」って、キスをします。
お金持ちの男はそれを見て、こりゃ素晴らしい!って、金貨をたんまり夫婦にプレゼント。というお話。

若干間違ってるかもしれないし、かなりかいつまんで書いたので
ストーリーを知りたい方は「アンデルセン」「腐ったリンゴ」で検索してね!

夫婦が円満であるためには、お互いに尊敬し合えること、そして妻は夫のことを
世界いちの男だと信じること、夫は常に妻を喜ばせるために一生懸命。
これが大事だなぁと常々感じていますが、それを再確認しました。
特に、妻の側が夫を心から褒め称えてキスを送ること!
例え、夫が妻のためを思ってやった事が失敗に終わったり裏目に出たりしても
結果を責めることをせず、自分のためを思ってくれた気持ちにありがとうを言うこと。

私も完璧でなはいので、時には相方のことを責めてしまうこともある。
でも、なるべく相方のすることには賛成し、多少意見することはあっても
基本的に協力体制を敷くように心掛けています。
反対意見ばかり言ってしまう時もありました。でも、振り返ってみると、
賛成・協力の姿勢でバックアップしてあげる方が、相方にはもちろん
自分自身にとっても望ましい結果になるんですよね。

うちの両親は、仲が良いとは言えない関係で、家庭の中はかなりギクシャクしてました。
父親は何かとやらかしてしまうタイプで、母親はそのフォローに追われて
かなり苦労の人生でした。母親の大変さをずっと近くで見てきたので
大手を振って父親を称賛することなんて出来ませんが
でも、父親も良いところあるんです。
夢見がちで、いつも一攫千金を狙って危ない橋を渡ろうとする……
母親は、またやらかすんじゃないかとヒヤヒヤ……
実は父親は、誰よりも妻である私の母親のことを思っていたんです。
いつも失敗のフォローばかりさせて苦労かけてるから
いつか絶対にラクさせてやりたい、って。
一度ポロリと呟いてたのを覚えてます。

母親の気持ちは痛いほど分かるけど、でも、少しでもいいから
父親のすることを「私のために、ありがとう」と思ってくれてたなら。
結果はダメダメだったかもしれないけど、ありがとう、と。
ほんの少しでも、感謝や愛があったならば
もう少しお互いに幸せになれただろうにね、と私は思ってしまいます。
まあ、夫婦の間のことはその夫婦にしか分からないから
いくら実の子である私でも、とやかく言うことは出来ないのだけど。

少なくとも私は、相方のことを素で世界いちの男だと思ってる。
あんたのすることなら間違いない!ってキスを送る。
そのお陰かどうか、私たちは苦労が多い時期でも幸せでいられるし
きっと笑が耐えない家庭は子どもたちを伸び伸び育んでくれるはず。

そんなことを思い巡らせた、アンデルセン朗読会の夜でした。

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