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2020-02

自閉っ子ブログ〜数字の概念付け、物の名前、動詞〜 - 2013.03.18 Mon

こんばんは。このブログにはカテゴリ分けというものがあって、その中に「子育て☆自閉症」なんて
カテゴリを設定してるのに、ぜんぜん自閉っ子ブログを書いてないなーと思って。
息子・はやとの2年生もそろそろ終わることだし、この1年の学習内容などを書いてみます。

特別支援学校小学部2年生のはやと。
今年度は、自立活動という、これは作業療法と呼ばれる物になるんでしょうか?
よく分かりませんが、個人レッスンでの療育が受けられることになりました。
このレッスンのおかげで、息子は私たち親の想像を遥かに超えるような成長を遂げました。

例えば「色」の概念。信号機の「赤」とか「青」を日頃教えてはいるのですが
果たして「赤」とか「青」が何なのか、本人は分かってるのかどうか、知る由もありませんでした。
そんな時、この個人レッスンでは、最初の頃、赤・青・黄色などのシールを
先生の指示またはプリントに書かれているとおりに貼る、という作業を経験しました。
シールを指示どおりに貼って行くうち、最初はぼんやりしていたものが、息子の頭の中で
「ピン!」と来る瞬間があるんだそうです。そんな風にして、今では色んな色を認識して
本人も「赤!」「緑!」と、物を指差しては楽しそうなこの頃。

私たちが難しいなぁ〜と感じていた数字の概念も、このレッスンでかなり身に付きました。
息子は、数字を1から40まで数えることはできます。
36とか23とか、数字を見て読むことはできます。
でも、物を1つ、2つ、3つ、、、と数えることは出来なくて。
「数」の概念が、今ひとつ身に付いていないのです。
この個人レッスンで行われたこと。

20130317_suuji1.jpg

まず、数字「1」や「2」を見ながら、その数だけシールを貼っていきます。
でもこの時点では、まだ1個や2個といった概念は理解できてなくて、先生に言われるがままに
ただシールを貼っていたと思います。で、徐々に、「そうか、順番にシールを増やしていけばいいんだ」と
学習していったと思うんです。

ところが次。数字の順番がバラバラになります。

20130317_suuji2.jpg

そこで、頭を働かせなければいけません。こんな風にして、「1」はシールを1枚、「2」はシールを2枚と
作業をしながら、また、指で1や2を作りながら(これも先生が丁寧に教えてくださいました)
数の概念が身に付いていきます。今は、多分レッスン中はきちんとプリント課題をこなせているんだけど
実生活で「○○を〜個ください」のような言葉を発するまでには至らず、私が「〜個ちょうだい」と
声をかけても、ピンと来なくて、何をどうして良いか分からないようです。

20130317_suuji3.jpg

20130317_suuji4.jpg

物の名前なども、言葉を聞いただけではなかなか覚えられないので、イラストを使いながら覚えます。
これは、1歳や2歳くらいの子供がやるような事と似てるかもしれないですね。
息子のような自閉症や知的障害の子たちは、これまた簡単にはいかないので、先生が様々な方法で
作業をさせながら、目で耳で身体で覚えさせてくれます。
写真は、イラストの下に、その名前が書かれたシールを貼る作業です。
私たち親としては、実はこの子が小学低学年のうちに平仮名が読めるようになるとは思わなかったので
この作業が出来る!というだけでも嬉しい驚きなんです!

20130317_name1.jpg

下の写真。同じものを線で結ぶ、という作業。なかなか意味が分からなくて
最初は混乱してパニックのようになっていたようです。でも先生は根気よく、息子を導いてくれました。

20130317_name2.jpg

20130317_name3.jpg

最近は、ちょうど2歳の子がやるみたいに、親が言ってることを真似して言うようになってきました。
それって当たり前にみんなやる事のように思えますが、息子がここまで来るのには、2歳から数えれば
実に5年がかりでした。まず、あいうえお50音の発音が全てできるようになるのに7歳までかかりました。
発音ができるようになり、文字を覚えることで目と耳という2つの経路で物の名前を認識できるようになり、
やっと真似して言葉を発する、という結果が出てきます。

私は英語を専門に学んだ経験があるのですが、大人になってから新しい言語を習得するのって
すごく大変で、見たり聞いたりするだけでは全然頭に入りません。何度も辞書を引いて、文字で書いてみたり
発音を聞いたり自分で発音してみたりの繰り返しで、やっと身に付いてきます。
息子が日本語を覚えることって、大人になってから外国語を勉強するのと似てるのかも知れません。
小さい子なら、英語なんか3ヶ月もあればペラペラになってしまうそうですけど
大人になると、そうもいかないですよね。

最近は、動詞をよく発するようになりました。
「これ、食べる!」「おふろ、はいる!」「ずぼん、はく!」などなど。
これも、個人レッスンの成果です。

20130317_doshi.jpg

一応、親である私たち、まったく動詞を教えてなかったワケじゃないんですけどね 笑。
何度言っても全然覚えてくれないなぁ。。。なんて、勝手に思っていたワケなんです。
でも、息子にちゃんと伝わる、理解してもらい易い教え方というものが、あったんですね。
専門家の方にこうして教えてもらえたこと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

この個人レッスンも、この3学期の終了とともに終わってしまいます。
息子も先生のことが大好きで、「○○先生、好き」などと、よく話しています。
ずっと先生に教えてもらえたら幸せなんだけど。。。これからは、私たちでこのレッスンを
生かせるように、日々の生活の中に取り入れていかなきゃいけませんね!


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Re: タイトルなし

こんにちは。コメントいただいたのにずっと見逃していました!ごめんなさい!!ホームページを作られたんですね。検索して見に行きます(o^^o) 私も勉強になりますので、参考にしたいです。

実はブログおかしくなってしまって消えてしまいました(T^T)HP始めました!HPタイトルはミトタクのHPです!ぼちぼち投稿したいと存じます<(_ _)>おめめどうさんの巻きカレいいですよー!息子さんにあわせて支援グッズ作ってあげて下さい♪そしてその支援グッズブログで見せて下さい!僕も勉強になりますので<(_ _)>

Re:

ミトタクさん、コメントありがとうございます!
実はスケジュール、あまり立てていなくて、息子に悪いなぁと思っています。春休みから少しずつ、カレンダーを利用して始めています。ブログ見ましたよ!息子とコミュニケーションするのにとても役立つことがいっぱいで、これから読ませてもらいたいなぁって思います。色々と、教えてくださいね!

自分が障害児です!支援学校高等部三年生です!もちろん自閉っこ大好きです!ドロップさんとPICOTOさんと多分ぽっしゅんさんをわかりやすく使い分けて素晴らしいプリントで息子さん幸せですね~!スケジュールはたてていらしていますか?おめめどうさんのコミュメモで息子さんとおはなしすると息子さんの気持ちがわかるかもしれません。自閉っこは伝えていますが、伝わらない為パニック、自傷他傷をするのかもしれません。最後にアメーバブログでミトタクのブログやっています。視覚支援グッズ、ぼくの事などをかいてます。是非見て下さい!


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ちえです。唄うこと&お菓子を作ることが大好きです。夫と2人で光永典人写真スタジオを経営してます。2019年12月にはこころ笑うサロンNICOLAをOPEN。私の詳しいプロフィールはコチラをご覧ください。
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